タトゥーを入れてからの24時間どう過ごす?

タトゥーを入れてからの24時間どう過ごす?

これまでお伝えしてきたように、タトゥーを入れた後のアフターケアはとても重要な工程です。完治までには2~3週間ほどかかりますが、今回は、最初の24時間・48時間に焦点を当ててみようと思います。面倒なケア作業ですが、怠ると後々大変なことになってしまうので、しっかりケアしていきましょう。

最初の24時間

タトゥーのアフターケアでは、最初の24時間が最も重要になります。インクが入った部分というのは、剥き出しの傷であり、傷口から感染症を起こしてしまう可能性が格段に上がるからです。

・保護ラップ: タトゥーアーティストは、インクを入れた後、ラップを巻いて患部を保護してくれます。これは、開いた傷口からほこりや汚れの粒子レベルのものを侵入させないためです。通常4~6時間ほど保護したら、取り外しが可能になりますが、患部の面積によるため、その場の指示に従って下さい。

・清潔に:治癒段階において何よりも気を付けなければいけないのが、感染症です。保護カバーを外したら、ぬるま湯と柔いソープでしっかりと泡立て、患部を徹底的に洗浄します。タトゥーからにじみ出た血漿や血液をすべて洗い流してください。タトゥーを手で掻いたりこすったりせず、柔らかいタオルで優しく叩いてきれいにしてから、自然乾燥させます。

手入れ: 患部を綺麗にしたら、自然乾燥、扇風機、送風機を使って乾かします(少し涼しい温度を使うようにしてください)。数分後、タトゥーが完全に乾いたら、少量のタトゥークリームを使ってタトゥーを入れた部分に塗ってください。こうすることで、タトゥーがきちんと保湿されるようになります。タトゥーを完全な状態にするためには、皮膚を空気に触れさせることが必要なので、この段階に入った後は、保護シートや包帯などは使用しないでください。

最初の48時間

2日目には、タトゥーがかなりくすんでいるのがわかると思います。これは全く問題なく、正常な状態なので、心配する必要はありません。これは、皮膚が回復し始めたからであり、今後数日間も同様に回復していきます。また、朝起きてからすぐにタトゥーを洗う必要はありません。なるべくタトゥーを濡らさないようにしましょう。そうすることで皮膚が乾燥し、その結果、タトゥーがよりよく治るようになります。新しいタトゥーを入れた後は、毎日起きたときにタトゥーをきちんと保湿することも大切です。

紫外線: もし、太陽の下で外出する予定がある場合は、直射日光からそれを保護するために、薄い布でタトゥーをカバーする必要があります。紫外線はやはり、入れたてのタトゥーにとっては天敵となってしまうため、清潔で柔らかいタオルで覆う必要があります。なければ、バンダナなどで代用しましょう。タトゥーがほこりや汚れに触れたと思われる場合は、もう一度ぬるま湯とマイルドタトゥーソープで洗浄してください。

洗浄:  患部を洗っている間、インクが出てくることがあります。これは肌の表面に溜まった余分なインクや血漿が流れ出ているだけです。また、赤く腫れているように見える場合がありますが、これも回復において正常な兆候ですので安心してください。

最後に: 24~72時間の間は特に、日光に照らされることを避ける、熱や水に触れさせないようにすることが重要です。風呂もシャワーでさっと浴びる程度に留め、プールやジムなど激しい運動も避けるべきでしょう。とりわけこの時間の間は、肌が敏感になるため注意が必要です。適切なプロセスを踏み、保湿も忘れずやっていきましょう。

参照

この記事はこのページを和訳・再編したものです