本日ご紹介するのは、ドイツ製の”Cheyenne Cartridge Needle”です。業界で最も有名なメーカーの1つで、高い品質とカートリッジの手軽さから、国内外問わず非常に人気があります。
今回は人気の「セーフティカートリッジ」、透明な「クリアクラフトバージョン」、最新の「キャピラリーバリアント」など、”Cheyenne Cartridge Needle”の多様なラインナップを紹介します。
”Cheyenne Safety Cartridges”とは?
2007年に導入された”Cheyenne Safety Cartridges”は、すべてのタトゥーニードルカートリッジシステムの基盤であり、タトゥー業界に革命をもたらします。従来であれば、施術スタイルの数だけコイル・ロータリーマシンを用意していましたが、カートリッジの登場によりその必要はなくなりました。
ライナー、パワーライナー、シェーダー、マグナム、ソフトエッジマグナム、フラットなど、タトゥーマシン一つで様々なスタイルに対応できるのが最大のポイントです。
それらのニードルの変更を用意にしながら、『カートリッジに含まれるインクと血液を、グリップやマシンに付着しにくい仕組み』をCheyenneは実現させたのです。
Cheyenneの試み
Cheyenneは、販売された20個のSafety Cartridges 1箱ごとの収益の一部を、非営利団体であるシーシェパードに寄付しています。
Cheyenne Clear Craft Cartridges
“Cheyenne Clear Craft Cartridges”はシンプルな透明でありつつ、高級感のある仕上がり。とても使いやすく、交換が簡単なカートリッジニードルです。
”クラフト”が”セーフティ”に比べて一線を画している点は、医療グレードの品質のプラスチックで作り上げた、シンプルで高いデザイン性です。
チップ内の継続的な針の動きに耐えるよう設計されているため、プラスチック片が割れ、顧客の皮膚に放出するようなことはありません。
Cheyenne Capillary Cartridges
Cheyenne Capillary Cartridgesは、名だたるタトゥーアーティストによって”クラフト”や”セーフティ”に改良が加えられた商品です。
チップの内側には、インクリザーバー付きの細い管を搭載。これにより従来の製品よりも多くのタトゥーインクを吸収して保持できます。 その結果、インクの流れは通常の最大10倍長くなり、最高の作品へのタトゥーイングを集中して仕上げることができます。
仮に大きなマグナム構成であっても、タトゥーインクがすべての個々の針に均等に分配される設計に。 これにより、確実に、より迅速に充填されるため、結果として皮膚への外傷が少なくなります。
カートリッジ内での混色
しかし気になるのが、”カートリッジ内での混色”です。Cheyenne社は「問題無し」とのメーカー回答で、加えて「水だけでの洗浄で、非常に簡単」と述べています。
さらに、施術中に針の構成を簡単に識別できるように、色付きのキャップも備えている点も魅力的です。
参照
本記事はこのページを和訳・再編したものです。