日本伝統デザイン｜花編

日本の伝統的な絵画において、花はとても重要な意味を表しています。桜、蓮、菊、梅、椿、牡丹、藤など日本が誇る花、植物はたくさんあります。18世紀頃から、花や植物を題材にした書籍が人気を博し、布地や家具の装飾によく用いられ始めました。着物から屏風など様々なものに花柄は施されており、現代でも、そしてこれからも色褪せないデザインとなることでしょう。タトゥーにおいても、様々なデザインが年々出てくる中でも、無くならないデザインではないでしょうか？

今回はそんな日本の花のタトゥーを紹介していきます。デザインの参考に、そして自分のオリジナリティのアイデアに役立てれば幸いです。

最初は花がもつ美しさから、様々なモノにデザインとして施されていましたが、そこから派生したフラワーアレンジメントとして「生け花」が誕生しました。

その後、花は哲学、宗教、一般的な世界観に関連する象徴として使われるようになります。

それぞれの花に別の意味を持つ「花言葉」があるように、日本の伝統的な花にも「木魂」と呼ばれる、木には精霊が宿るとされていて、神聖なものとして扱われています。現代での象徴は「桜」でしょうか。

これらの花のデザインが素晴らしい所は、背景や装飾、挿絵として描いても良し、または花自体を主役として描いても良い点です。どちらで用いたとしても「華」がある作品に仕上がるでしょう。

デザインにお悩みの方は是非検討してみて下さい！

参照

本記事はこのページを和訳・再編したものです。