タトゥーを入れるのに最も痛い体の箇所はどこ?

タトゥーやピアスなどは、はるか昔からある装飾品や文化で、時代とともに形を変えながら受け継がれてきました。基盤はかわらず、アイデアや想像力によってそれぞれの時代のエッセンスが加えられてきました。現代においては、約半数の生徒がピアスを開けているという地域もあるそうです。同様にタトゥーも若者の間でトレンドになりつつある気配も僅かながらあるように思えます(偏見も然り)。

タトゥーの概念は何千年も前に遡ります。最初の例は氷人エッツィと呼ばれるミイラで、彼は関節炎やその他の病気に関係する体のツボに関連したタトゥーを入れていたと言われています。ある部族では願掛けのように、別のところでは確固たる意志を表す表現の手法としてタトゥーは扱われてきました。

しかし昔も今も、痛みや感染症への恐怖からタトゥーを諦める人もいます。手首のタトゥーで感じる耐え難い痛みは、他の人にとってはチクチクとした感覚であったり、脂肪や筋肉量、男性・女性によっても感覚は変わってきます。

痛みを表したチャート

頭部には複数の神経が通っているため、痛みを感じやすく、「体にタトゥーを入れるのに最も痛い場所」の上位にランクインしているそうです。頭蓋骨に針を刺し続けることも、多くの人にとって刺激的で痛みを伴うでしょう。頭部に伴う激しい痛みや世間一般的な感覚を考慮すれば、多くの人にとって人気のある選択肢ではありません。それゆえ、ヘッドタトゥーは、タトゥーを入れた経験が豊富で、体の残りの部分にほとんどスペースが残っていない人以外にはお勧めされません。

首の前面は、首の側面や背面に比べて、タトゥーを入れるには痛みが伴います。これは、この部分に多くの神経が通っていることと、タトゥー針の軟骨を隔てる皮膚の層が薄いことが理由です。また、衣服や就寝中の摩擦が多いため、治癒に時間がかかると言われています。この部分を清潔に保つための適切なケアを行わないと、感染してしまい、痛みを感じる量が増えてしまいます。

タトゥーを入れるならやはり腕が無難でしょう。より少ない不快感を被る腕の部分は、肩、上腕二頭筋、および前腕です。これらの領域は、筋肉と脂肪がつきやすい場所で、神経系統が集中していない部分です。したがってイメージしやすい通り、初めて入れる部分として最適で、腕から始める方が多いでしょう。逆に痛みを感じやすい部分は脇の下、肘、手です。脇の下は体の中でも特に敏感な部分であるため、タトゥーを入れる際に最も痛みを感じる場所です。汗腺や近隣のリンパ節は、施術中にかなり強い刺激を受けるはずです。肘や指、手は皮膚が薄いため摩擦度が高くなりこちらも同様に激しい痛みを伴う可能性があります。施術後の治療も他の部分に比べると時間がかかるでしょう。

胴体

この部分は、人によって感じる痛みの量が異なり、また、その人が生物学的に男性か女性かによって異なります。女性は一般的に男性よりも胸の部分に脂肪が集中しているので、施術中の痛みを和らげることができます。胃はまた性別関係なく脂肪量が比較的少ない部分となるので、他の胴体部分と比べると少し痛みを伴うかもしれません。

男女ともに、鎖骨、胸郭、胸骨の領域は、皮膚が薄く、常に衣服と接触しているため、タトゥーを得るための最も痛い場所の一部となります。したがって、これらの部分にタトゥーを入れるのは、今後1週間ほど自宅で過ごす予定がある場合か、必要最低限の軽い服装でいられる場合が好ましいでしょう。

背中

こちらも胴体同様、痛みを伴う部分とそうでない箇所があります。背中の上部と下部は、背骨と比較して、比較的不快感が少ないでしょう。逆に背骨には神経終末が密集していますので、非常に痛い部分になります。

お尻と脚の上部は、タトゥーを入れるのに最も痛みを伴う部分となる可能性があります。脂肪量が多く、施術中はそれほど痛みを感じることはないかもしれませんが、この部分は下着と擦れることによって起こる摩擦で激しい痛みを伴うかもしれません。足に入れたい場合は、私生活の予定をしっかり調整してからいれることをおすすめします。

前述したように、痛みは主観的なものなので、打前提として痛みの尺度は様々です。感じる痛みの量は、性別、以前のタトゥーの経験、年齢、体重によっても変化します。これからタトゥーを考えている人は、是非上記を参考にトライしてみて下さい‼

参照

このページはこちらを和訳したものです