以前はこちらの記事でタトゥースタジオに必要な道具・備品類をまとめてご紹介しました！今回はタトゥースタジオにおいて必要な家具に焦点を絞ってご紹介していきます！
マッサージベッド
通常のプラスチックの椅子に座ったままでも、技術的にはタトゥーを入れることは可能です。ですが、長時間に及ぶ施術やタトゥーイングの場所によってはお客様の体制が不格好になってしまう場合もあります。できる限り楽な体制を取ってもらえるよう、サポートすることも大切です。
スタジオで全部揃える場合はいくつかの異なる形のテーブルやベッドを用意するのも検討してみましょう。ベーシックなマッサージテーブルは、基本的に様々なタトゥー施術において最適で、うつ伏せになる必要がある場合は、顔の部分に穴がある形状が好ましいです。
背中のタトゥーの場合は、調節可能なフェイスクレードルチェアが理想的で、より柔軟に対応できるように背もたれやボルスターをストックしておくことも良いでしょう。
もう一つの選択として、電動チェアも検討してみてはいかがでしょうか？
アーム、レッグ、フットレストが調節可能なので、どこでタトゥーをしていても、快適なポジションを見つけることができます。通常キャスター付きで、椅子の高さなども調整できるので、お客様に快適に施術を受けて頂ける環境が提供できます。
チェア＆スツール
ほとんどのタトゥーアーティストは1日の大半を座って過ごすのではないでしょうか？立ち上がることなく施術に必要な道具を手に取ることができるよう、ローリングチェアやスツールを使用している人が多いかと思います。座り心地の良いスツールでも十分ですが、腰痛持ちや腰痛に悩まされないよう、背もたれ付きの椅子をおすすめします！
タトゥートレイ＆ワークステーション
上述したように、タトゥー施術に必要なものは全て手の届くところに置いておくのが理想的です。それを管理する最も簡単な方法は、キャスター付きワークステーションか、使い捨てトレイを使うことです。毎回同じワークステーションを使用する利点は、レイアウトを最適化し、毎回同じ作業を繰り返すことができるため、セットアップが非常に速くなるということです。
手入れが簡単で、複数の引き出しがついてるものが理想です。ほとんどのワークステーションは、自分好みにカスタマイズすることができるはずですので、お好みに合わせてカスタマイズしましょう。
アームレスト
アームレストは、電動チェアなどがある方にはさほど必要ないものかもしれませんが、普通のイスに座って施術する人や、コンベンションなどへ出向く方にとってはあると助かるのではないでしょうか？頑丈で、高さ調節が可能で、傾けることもできるアームレストは、場所を取らず、持ち運びも可能で、安価なものが多くおすすめです。
ランプ
照明はタトゥー施術に必須なものですが、施術だけでなく、完成したタトゥーの撮影にも役立ちます。SNSで集客を行っている人にとっては、完成した作品の映りは重要でしょう。スタジオには大型のスタンディング・ランプが最適かもしれませんが、持ち運べるタイプのランプなどもあるので、自分の用途によって検討してみて下さい！
参照
本記事はこのページを和訳・再編したものです。