INK GUARD TATTOO FILMが持つ効果とは?

INK GUARD TATTOO FILMが持つ効果とは?

タトゥー保護製品の市場は年々新製品が誕生していますが、みなさんは普段タトゥーガード製品は使用していますでしょうか?

タトゥーガードの塗布を控えている人はまだまだいるかと思いますが、Ink Guard Tattoo Filmの回復特性は、便利で非常に効果的、かつ清潔な保護を実現します。

タトゥーの傷を和らげ、患部をシールドとして保護するInk Guard Tattoo Filmの特性や利点は、世界中のタトゥー愛好家やアーティストから認められています。しかし、中には肌が弱いため、ガードフィルムは使用しても良いものなのか、正しい貼り方はどうするのかなどの心配の声があがっているのも事実です。

今回は、このような製品を使用することで起こりうる反応、アレルギーを回避する方法、アレルギー反応に直面した場合の肌の回復方法についてなどに焦点を当てていきたいと思います。

INK GUARD FILMの特徴とその効果

Ink Guard Tattoo Filmは、ポリウレタン製の粘着剤付き臨床用絆創膏です。本製品は、タトゥーのインクを保護するために設計されています。この製品の最大の特長は、通気性が非常に高いことです。皮膚が酸素に触れることを極限まで防ぎ、感染症のリスクを減らします。また、タトゥーが回復するまでの3~7日間、塗布すれば、放置をしても特段問題はないので、一旦アフターケアのことを忘れることができるのも嬉しい点です。従来のアフターケアでは長時間治癒に意識を割かなければなりませんでしたが、この製品は、そのケア時間を節約することが出来ます。

Ink Guard Tattoo Filmを貼ると、既存の傷口から皮膚が再生・成長する速度がかなり早くなることに加え、施術後すぐのタトゥーを剥がれにくくします。外からの汚染物質を遮断するため、感染症にかかる可能性も低くなります。タトゥーの色彩と細部を保護しながら、傷の回復をし続けることが出来るのがこの製品の特長です。

アレルギー反応

アレルギーは、外部物質に対して、自身の身体を守るための免疫反応です。ラテックス、薬物、食品、塵埃、ペット、花の花粉、接着剤など、個人が直面する可能性のある、あらゆる種類のアレルギーが存在します。もし、接着剤にアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいましたら、インクガード・タトゥーフィルムの接着剤もその方と合わない可能性があります。このようなアレルギーは、一般的に生涯続く体質であるため、このような製品を使用する前に、自分の体質を理解しておきましょう。

アレルギーを防ぐ方法

タトゥーアーティストがお客様に接着剤やラテックスアレルギーの有無を尋ねるのは一般的なことです。もし、お客様がわからない場合は、ストリップテストをしてみてください。タトゥーフィルムを貼る前に、ストリップテストを行うことで、その人の肌がどのように反応するかが分かります。

テストは、Ink Guard Tattoo Filmを小さくカットし、シェービングされた綺麗な肌の表面に貼るだけです。前腕の内側から始めるとよいでしょう。デザインの作業中や準備中に、15-20分ほどフィルムを皮膚につけたままにしておきます。赤み、刺激または傷がその期間に発症するか確認したら、塗布した部分からフィルムを剥がし、綺麗に洗浄してください。塗部に炎症等がでる方には、Ink Guard Tattoo Filmを使用するのは避けた方が良いでしょう。一方、全く反応がない場合は、この物質によるアレルギーの可能性は非常に低いと考えられます。このような場合は、当製品がアフターケアに最適です。

この物質に対して異なる反応を示す肌のタイプはいくつかあります。通常、フィルムは油性皮のタイプよりも、比較的乾燥した、敏感肌にしっかり付着します。そのため、敏感肌の方はフィルムを剥がすときに痛みを感じることがあります。

フィルムを簡単に外すには?

Ink Guard Tattoo Filmは、大前提として、清潔で滑らかな肌表面に貼る必要があります。一番良い方法は、全体を徹底的に剃り、塗布する部分を2〜3センチ余分に剃ることです。Ink Guard Tattoo Filmを正しく貼り付けるには、何もないきちんとした表面が必要です。このため、本製品を貼る前に、貼る場所全体をきれいに掃除しておくことが大切です。

クリーニングのためには、先に述べたように、あらゆる種類の強力なクレンジングを避けてください。最良の選択肢は、患部を柔らかい石鹸や泡タイプのソープを使うことをお勧めします。また、Ink Guard Tattoo Filmを貼る前に、表面を完全に空気乾燥させるのに十分な時間をとることも必要です。使用期間は特に決まりはありませんが、3~7日使用することをお勧めします。

もしアレルギー反応が出た場合は?

タトゥー部分以外が赤く腫れている場合は、フィルムの粘着剤に対するアレルギー反応の可能性もあります。このような場合は、まずフィルムをそっと取り除いてください。その後、前述のようにマイルドなソープで患部全体を洗浄してください。

この不快感は通常一時的なものです。これらの症状から派生した副作用のケースはほとんどありません。適切に治療を行い、症状が出た場合でも落ち着いて対処し、心配な場合は医療機関への受診や、彫師・タトゥースタジオへ確認を適宜行うようにしましょう。

参照

この記事はこのページを和訳・再編したものです。